朝刊から始まる丁寧な生活

新聞や経済ニュースを見る習慣づくり

2月26日(火)の経済ニュース

《2月26日付け日経電子版より》

 

男性育休に目標設定義務 社員100人超の5万社に

本日の一面記事です。あくまで「目標設定」の義務化だからそこまでの拘束力はないのでしょうが、現場からの第一声は「ムリムリ、、、」ってかんじですよね。まあ新しいことは何でも最初は否定的な目線で捉えてしまうものですが、本当にみんなが育休を快く取得するためには環境整備が必須だと思います。育児休業給付の1年間保障が制度拡充されることはそのひとつですね。お金のことも然り、職場での理解が重要かつ最大の課題でしょう。企業側はやらないといけないことが山積で大変だ、ただでさえ人手不足だろうに。子供が産まれる予定は予め分かっているのだから、女性が計画的に産休育休を取得するように男性も前もって仕事の段取りをつけて育休を取得すればできないことはないのだろうが。1番大事なのは「選択できる」ということかもしれません。みんな一律で同じように平等に享受させようとすることに固執しすぎず、それぞれの企業の状況に応じて、社会の流れに順応する改革を少しずつやり始めなければならないようです。

 

日米株、強気覆う市場

日経平均が盛り上がっています。先日、過去最高値をつけましたが、まだまだ引き上げは続くのではないかという見通しがあるようです。行く先のないチャイナマネーが流入しているなどという話が聞こえてきますが、日本企業の賃上げの確度が高まっていることも日経平均を押し上げていると思いたいですね。物価の上昇は誰しもが実感しているところですが、賃上げは上場企業等の一部の人たちにしか実感のないことかもしれません。そう思うとやっぱり大手企業って強いですね。勉強頑張って、いい大学行って、学生時代にいろいろ経験して、大手企業に就職できれば、一定の収入は約束されるのであれば、やはり1番平等であるべきは教育だと常々思います。勉強を頑張るかは自分次第でしょうが、それをしかるべき方向に導いてくれる良い教育を受けられることが、ひいてはどんな人に育つか、仕事に就けるか、苦しい状況でも立ち向かっていけるかに関わってくる、そんな気がします。

 

ビジョンプロ分解、日本製部品4割

が発表したゴーグル型端末のピジョンプロ。アメリカってすごいなーなんて思ってたら、その製品に使われている部品の価格ベースで4割がソニーのディスプレイやキオクシアのメモリーが採用されているらしい。日本もすごい。これって大きなアドバンテージですよね、こういうのを作りたいと思っても作り手がいないと形にならないのだから、日本企業はその作り手側ということ。衰退していく技術もあるかもしないけど、進化していく技術もあるのなら、大事に守って上手く武器にできれば日本にだって明るい未来はあるのでは。

 

在留カードと「マイナ」一体

おお、いろんなものがマイナカードに一本化されるのですね。先日、戸籍の変更をしたんですが、別日に住民票も変更したんです。そうしたら市役所の人に「マイナカードの変更ができていないみたいなので、それも今日やっときましょうね」と言われました。戸籍変えた時に一緒にやってくれ、むしろ連動しておいてくれ、窓口一緒なのに運転免許証みたいに別取り扱いしないで、となんかつっこみたくなりました。情報源がマイナカードひとつになってくれるのはとりあえず変更手続きは楽になりますね。変更手続きってそんなしょっちゅうあることじゃないですけど、役所側の方々は事務処理が減るのかな?せっかくやり始めた制度なので意味のある改革であってほしいです。