朝刊から始まる丁寧な生活

新聞や経済ニュースを見る習慣づくり

個人的流行語大賞「脱炭素」

◾️2月4日(月)の気になるニュース

・GX債1.6兆円で脱炭素支援

保育所申請 26年度からスマホで完結

伊藤忠商事 米国でメガソーラー開発

 

◾️君に決めた!考えてみよう「GX債1.6兆円で脱炭素支援」

みなさん、こんにちは。今週も月曜日がやって参りました。働き方は多様化しているでしょうがきっと土日休みの方が多いはず(実際のところどうなんでしょう)、月曜日は憂鬱ですよね!サザエさん症候群とはよく言ったものです、、、テレビ離れが進む昨今では死語でしょうか。そんな憂鬱な朝でも新聞を読んだ自分にいいね👍をあげましょう。

とはいうものの、私がいつも読んでいる日経新聞は月曜はお休みというか、発行しているんですが土日は株式相場が休場なので金融経済に関する記事は載っていません。おめでとう!というわけで気軽にサクッと目を通してふーんという程度でO K、そういう日も必要です。

「脱炭素」というキーワードを聞かない日はありません。流行語大賞はこれなんじゃないかっていうくらい世の中の共通認識になりました。世界全体で地球を守ろう、持続可能な社会を作ろう、という目標を達成するために日本は2050年までに温暖化ガス排出実質ゼロを目指します!と掲げています。そのためには温暖化ガスを排出している方々にいろいろと工夫をしてもらわないといけませんので、国が資金的支援を行いますと決めています。支援の内容は、国がGX債という国債を発行(国が国債を買ってくれる人からお金を借りる)して支出を確保し、工夫をしてくれる企業にお金を充てます。23年度から10年間で20兆円を発行する予定です。

主な支援先は、日本製鉄などが参画する水素を使う製鉄技術開発におよそ2,500億円、ホンダなどの電気自動車向け電池生産拡大に3,300億円、などなど。余談ですが、じつは製鉄業界が国内で最も二酸化炭素排出量が多いのです。

世界に足並みを揃えて日本も各種政策を打ち出し、実行に移っていっている今日この頃という話です。この先10年、20年、この世界的な動向についていけるか、むしろ先行して動いていけるかが企業の行末の大きな分岐点になるでしょう。就職や投資を考えるときもそう言った目線での分析が大事だと思いますね。

まあこれはめちゃくちゃ規模の大きい話ですが、私たちができることは日々の小さな積み重ね。明日もマイバック持って買い物に行ってきます!