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EU、新たな温暖化ガス削減目標案を提示

◾️2月8日(木)の気になるニュース

・日米韓や欧州、中国との貿易シェア減少傾向、各国で中国離れか。

欧州連合(EU)、新たに温暖化ガス削減目標案を提示、2040年までに90%削減。

・転職で賃金増加割合35.0%、人手不足により賃金高まり。

 

◾️今日もまた出た!「欧州連合(EU)、新たに温暖化ガス削減目標案を提示、2040年までに90%削減。」

こんにちは、あるいはこんばんは、名も知らぬエージェント諸君。アニメのスパイファミリーが好きなんですが、先日東急ハンズでめちゃくちゃ可愛いボンドのステッカーを見つけてしまい、迷わず購入したもののどこに使おうかと悩み、考えた末にスマホケースに入れて肌身離さず持ち歩くことになってしまいました。見る度にいつも癒されます。ボンドマークのスマホで本日も日経を堂々と読んでやりましたが、今日も温暖化ガスに関連した記事が載っていましたね。ほんとに世界規模で進んでいる話なんだと実感します。特に欧州は先行した目標をどんどん打ち出しています。欧州は意識高い系と覚えておくといいでしょう。

欧州は2040年までに1990年対比で90%の温暖化ガス排出量削減を目標とする案を提示しました。世界全体で2050年までに実質ゼロを目指しているので段階的に目標という位置付けになります。ということは、2040年あるいは2050年までにエネルギー源の変革が訪れることは火を見るより明らかです。

エネルギーは大きく2種類あります。1つは化石燃料(石炭、石油、天然ガス)を資源とするエネルギー、もう1つは原子や再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)を資源とした非化石エネルギーです。化石燃料はエネルギーを生成する時に多くの二酸化炭素、つまり温暖化ガスを排出します。これが地球温暖化を原因のひとつだと問題視されているわけです。なので再生可能エネルギー(非化石エネルギー)をもっと増やそうとしています。しかしながら、世界全体のエネルギー資源消費量の約80%は化石燃料です(2019年時点)。2050年までにどうのというのはとてつもない話なんです。「温暖化ガス排出量を実質ゼロにする」という数値目標にだけ固執してしまわないか気になるのと、目標に近づいているのかが分かりにくいとだろうなと思います。「持続可能な社会を目指す」、これが単純明快な命題で原点回帰しやすいですね。エネルギーに関する学問的な難しいことは分かりませんが、仕組みや現状を知っておくことは生活にも役立ちそうなのでもう少し調べてみようと思います。