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副業人材の相互受け入れ:日立とソニーが取り組む大手企業の挑戦

◾️本日のトピック:日立製作所ソニーグループが副業人材の相互受け入れを行う

早起きしてカーテン開けたらまだ暗い外の状況を見て、よっしゃなんか勝ったとひとでちょっとテンションあげてた私です。早起きは三文の徳とはよく言ったもので、昔の人が残した言葉は偉大だと感じると同時に、人間って今も昔もそんな変わらないんだなと悟った気になってもおります。

さて本日の気になったニュースは副業人材の相互受け入れについてです。日本を代表する大手企業同士が人材価値向上や技術革新に繋げる取り組みとして行うんだとか。もちろんその他の波及的な効果もあると思いますが、日立とソニーのすごい人たちがさらにすごい人になっていくという話で、鬼に金棒というか孫悟空悪魔の実というか、単純に「すげえええ」というかっこよさを感じたので取り上げました。

副業を受け入れていくのはなにもパワーアップするためだけのものじゃなくていいと個人的には思います。長年同じ会社あるいはコミュニティに属していると、当然ですがその狭い世界だけの固定概念やら人間関係やらに良くも悪くも縛られるということは起きます。マンネリ化もするでしょうし、会社を辞めたいわけじゃないけどなんだか方向性が見えないとか、別のことにチャレンジしてみたいけど転職するほどのリスクは負いたくないとか、人それぞれいろんなレベルで何かを変えたいという気持ちを抱くことがあると思います。

終身雇用や永年勤続などの概念が変わりつつある昨今、チャレンジしたい、何か変えたい、という思いが柔軟に行動に移せる仕組みができると希望が見えてくる気がします。

日立やソニーという大企業単位でなくても、グループ企業間や地場企業の間でも同じような取り組みが行われると、企業サイドの人材流出を減らせたり従業員サイドのモチベーション向上に繋がったり、課題も多いでしょうが良い効果も期待出来そうな気がします。こういう動きがどこまで広がるかまだ未知数ですが、自分のキャリアステップや将来像を考えるのに重要な世の中の動きであるのは確かですね。要チェックです!!